園長からのメッセージ

2月のおたよりから (11.02.04)

2 月 の お た よ り

  

  1月があっという間に過ぎて、もう2月です。節分の豆まきを楽しむと立春です。暦の上では春を迎えることになりますが、寒さはまだまだ油断できません。小学校ではインフルエンザによる学級閉鎖もあるとか、短い2月ですくれぐれも健康に心がけて過ごせるように、よろしくお願いいたします。

 

  2月の保育の目標は「育ち合う」です。私たちの幼稚園の保育が大切にしていることは一人ひとりを大切にするということであることは、皆さんももうよくご承知いただいていることでしょう。毎日朝の掃除を済ませて職員室に集まり、静かに祈るひと時、どの職員も「今日も一人ひとりの子ども達の心に寄り添うことができますように」と願い祈ります。子ども達の育ちを感じ、子ども達や保護者のみなさん、同労の仲間たちと共感し喜び合えることはとてもうれしい事です。4月からの日々、子ども達はそれぞれに応じて成長し育ってきました。その個々の育ちがあるからこそ、この時期に友達とかかわり、つながろうと育ち合う姿があるのでしょう。もちろん、3歳、4歳、5歳とその様子には違いがありますが、遊びや生活を共にすることで育ち合える仲間がいることは幸せなことですね。そのような姿をしっかり見つめて過ごしたいと思います。

 

  さて、大人の私たちはどうでしょうか?一人ひとりがかけがえのない存在であることは子どもも大人も同じです。私たちはこの幼稚園を通して出会った子育ての仲間ですから、お互いの良さを認め合い、お互いの違いを認め合い、親として、大人として、育ち合ってこられたことでしょう。違うからこそ一緒にいることに大きな意味があるのですね。詩人金子みすずさんの詩を思い出します。

   私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、
   飛べる小鳥は私のやうに、地面(じべた)を速くは走れない。

    私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、
   あの鳴る鈴は私のやうに、たくさんな唄は知らないよ。

   鈴と、小鳥と、それから私、
   みんなちがって、みんないい         「私と小鳥と鈴と」

 

 みんなちがって、みんないい  だからこそ育ち合う仲間でいられるのですね。