園長からのメッセージ

10月のおたより (10.10.08)

 

10 月 の お た よ り

 

 不思議です。気がつけばいつの間にか空は秋空になっています。見る私たちの目がそう見せるのでしょうか・・・。いいえきっとちがいますね。多くのお店が季節の内装を変えるように誰かが一日で大忙しで季節の変化をしているんじゃないかしらと思うくらいに、本当に昨日までと違う空や風、光の色が整えられて、季節はしっかり秋を迎えました。神さまのなさることは時にかなって美しいという聖書の言葉を思います。子ども達の手土産も秋の装いに変わりました。「お母さん、ほら見て、先生こんなんあったよ。」子どもと過ごす生活は大人だけの生活よりも確かに、ささやかに多くの変化に気づき、心の豊かさをもたらしてくれますね。感謝して子どもと共に喜び感じる日々をすごしたいと思います。


 

 

 9月のはぐくむ会で「しつけ」についてお話をしました。詳しくは後日まとめていただく父母の会からのレポートをご覧下さるといいのですが、何を今まで大切に子ども達に伝えてきたでしょうかという私の問いかけにさまざまな我が家のしつけが出てきました。20数名の集まりのなかでもそうなのですから、子育てにつながる価値観だけでも多様なのだと実感いたしました。

同じ景色を見ていても、同じ空気を吸っていても、同じ言葉を聞いていても、感じることも、思うことも、受け入れることも、受け入れられないことも一人ひとりそれぞれにちがっているんですね。当然のことですが改めて思うことでした。その違う私たちはいま、一つの幼稚園に集まって、いえ集められて子育ての時を共有しているのです。多くの思いが集まっています。どの思いも子どもの幸せを、これからの幸せを願っているものなのでしょう。そのことを思いながら自分も人も大切に支え合える仲間でありたいと思いました。当然子ども達も同じです。自分を愛するように家族や仲間を愛せる人になってほしいと願います。そのために価値観のちがう多くの人の中で育ってゆくことが必要なのでしょう。この子も、あの子も、うちの子も、よその子も大切に思い見守ってゆきたいですね。

『あなたが大切にしているしつけは何ですか』・・・『そしてそれは誰のためですか』もう一度みなさんに、そして自分自身に問いかけてみたいと思います。