園長からのメッセージ

9月のおたよりから (10.09.03)

9 月 の お た よ り

 

 「暑いですね」が合言葉のように交わされた夏休みでした。まだまだ、残暑も厳しいのですが、いよいよ2学期が始まりました。聞くところによると、132年の中で一番暑い夏だったとか・・・。子ども達は元気に過ごせているかしらと案じながら始まった夏期保育でしたが、久しぶりに出会う元気な姿にほっとして、神さまのお守りと慈しみに感謝することでした。きっと保護者の皆さんも同じ思いでおられることでしょう。2学期はいろいろと楽しい行事も多い時です。お手伝いいただくことも多くなりますが、どうぞ、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 この夏は心痛める事件が多くありました。とりわけ小さな人に関わることは人ごとではなく苦しい気持ちになりましたね。今年も夏は学びのときが与えられて、多くのことに出会い心動かされました。その中で「団士郎」先生の講演が心に残っています。『人は思いもかけず誰かに言ったことやしたことが、その相手の人の心に働きかけてその人を動かすことができる。そして、その人の悩みや苦しみを変化させることが出来る、援助は変化ですと。人と関わるのに、援助することに、手を差し伸べることに、心を寄り添わせることに、話を聞いてあげることに、そばにいてあげることに、必ずしも専門的な知識やスキルは必要ではない。何にも分からないからできることがある。つまり、誰にだって出来ることがある。」私たちにもできることはまだまだあると強く思うことでした。団先生の著書に「家族の練習問題」というシリーズがあります。スキルアップのための問題集ではありません。漫画家でもある先生の絵とメッセージが紙芝居のように繋がって心に響いてきます。とても読みやすい本になっています。購入して父母の会の図書に入れていただきました。どうぞ、読んでみてくださいね。どこかのページで「私」に出会うことが出来ます。そして、元気がでてきます。

 9月の保育の主題は「ためす」です。子ども達は心を動かしそれぞれにいろんなことを試して、成長してゆくことでしょう。大人も負けていられませんね。変化を生み出しましょう。気負わずに、でも少し勇気を出して周りにいる人に、いえ、周りにいてくれる人たちと関わり合い繋がりあって新しい自分を試してみましょう。大丈夫です、あなたにも、私にも、誰にだってできることですから。