園長からのメッセージ

9月のおたより (21.09.22)

9月に入り、朝夕の涼しさや晴れの日の空の様子に秋を感じます。季節の変わり目はいつも不思議です。時を知っている自然の営みに感心するばかりです。

メールでもお知らせしましたが、夏休みの間に園庭の秋楡の木が倒れました。そのことを知った卒園児やその保護者の声や様子から、秋楡の木が教会幼稚園のシンボルツリーとして大切にされていたことが良く分かりました。当たり前にそこにあったものがなくなったことで、そのものの大切さに気付き、自分との関係性を思い返します。園庭の秋楡の木もそうです。毎日見るその姿に、多くの人が支えられていたのだと今更ながらですが、気づかされました。大切に思ってくださっていた方々に秋楡に代わってお礼を申し上げたくなりました。大きくなった木は、小さな切り株ベンチに姿を変えましたが、これからも喜んでそこに居ることでしょう。これからの秋楡もよろしくお願いします。

子どもたちの見ている風景は、今切り取って見ることは出来ません。毎日遊ぶこの小さな庭で、降り注ぐ日の光、吹く風、空の色や雲の形、鳥や虫の声、季節の移ろい、緑の色、草花の色、目に見えるもの、見えないもの、感じるものすべてが心に残っていくのだと思います。友達や保育者と、神さまが創られた自然の恵みと、ゆっくり心通わせながら育つ子ども達です。その姿を楽しみに保育の日々を重ねたいと願います。

緊急事態宣言下の2学期の始まりとなりました。厳しい現状が続きます。粛々と予防に努め過ごします。保護者の皆さんのご協力をお願いいたします。