園長からのメッセージ

3月のおたより (21.03.12)

今年度の最後の月を迎えました。ちょうど1年前の3月に休業要請を受け、休園が始まりました。不安と緊張と困惑の中で子どもたちのために出来ることをと、小さなマスク作りからスタートしたことを思い出します。既に品薄になりつつあったダブルガーゼやニットのバイヤステープを購入し、ミシンやアイロンを持ち込んでたくさんのマスクを作りました。何か始めなければ、動いていなければ、不安で身動きできなくなりそうだったのだと思います。会えない時間にも子どもたちとつながりたいと、絵本に手紙、遊びのキットの郵送、ついにはYouTubeまで、初めての経験は今までとは違う「保育の力」を引き出しました。見えないウィルスとの闘いは「正しく恐れる」ことが大切で、そのために情報を集め情報に流されない判断が必要でした。どんな困難な時でも、「私は必ずあなたと共にいる」という神さまの導きを信じ、子どもたちのためにと思うこと、思いついたこと、気づいたことには必ず神さまの働きかけがあり、「大丈夫」良いほうへと進んでいけると勇気を持って歩んできました。大きな不安の中におられたであろう保護者の皆さんからは園への信頼を頂き、理解し協力してくださったことは保育の大きな支えとなりましたことを心から感謝いたします。あれから1年、まだ安心して元に戻ることはできない状況ですが、出来ることを見出し、保護者の皆さんとつながり、中心にいる子どもたちの育ちを見守りたいと願います。泣いて、笑って、怒って、喜んで、心のひだを豊かにし、子どもらしく育つ姿を大きな輪となって見つめましょう。

子どもたちが希望の光を携えて未来を照らしています。今を乗り越えられる力を信じ、明るいほうへ歩んでいきましょう。                (園長 藤原睦子)