園長からのメッセージ

11月のおたより (20.11.12)

11月になり、急に寒さを感じるようになりました。この冷たい空気が木々の紅葉を進めました。あちらこちらで赤や黄色の葉っぱを見つけては、嬉しそうに手に取って登園する子ども達です。ドングリに木の枝、ネコジャラシやヒメジオンに石ころまで子どもたちの宝もの探しは季節を問わず続きます。

 先月末には、全園児で五月山公園に遠足に出かけました。他に遊びに来ている団体がなく、ほぼ貸し切りの公園で遊びました。滑り台の順番が待てない小さい人に優しく声を掛けますが上手くいきません。何度か繰り返した後で、「年少さんはいいやん、入れたげて」とか「分かった、でも入れてってゆうねんで、分かった?」とか大きい人の工夫で新しいルールができました。この姿は大きい人が我慢しているのではなく、相手を思う心の育ちが見えた姿です。こうして何気ない日常の中に異年齢での関わりがあり、大きい人から小さい人へ「言葉」や「思い」が手渡されていくのだと思います。みんなでシートを広げてお弁当を食べたり、秋を見つけながらのお散歩遠足でしたが、みんなで出かけられたことがとても嬉しい一日でした。手を繋ぎ道路の外側を歩こうとしている大きい人、初めての遠出もしっかり自分の足で歩いた小さい人、後姿を見ているとそれぞれに大きくなり、遊びを通して日ごとに関わりが豊かになっていることを感じました。

園庭開放も分散で始めています。保護者の皆さんのご協力はもちろんですが、子ども達もルールを理解して待てることに感心しています。それだけ楽しみにしていたのでしょうね。再開できて良かったなと感じています。一斉登園もできるようになり少しづつですが元に戻せている事は嬉しい事だなと感じています。「元に戻る」のですが、後ろ向きではなく前向きな元通りだと思っています。コロナの感染拡大も心配です、マスク・手洗い・うがい・検温などこれからも体調管理に心掛けて過ごしましょう。よろしくお願い致します。

(園長 藤原睦子)