園長からのメッセージ

7月のおたより (18.07.01)

『だんだんおかあさんになっていく』(おーなり由子)


おかあさ――
おかあさーん
おかあさああん   こえがする
台所にいても
お風呂場にいても
トイレに入っていても
服を着がえていても   見えないと呼ぶ
おかあさ――
その声が
なんどもなんども
ゆうがたにとけていく
「おかあーさん!」   おこった声でいう
「おがあざああん」   泣きながらいう
「おかあっさんっ」   はねるようにいう
おかあさあん
おかあさあん
おかあさあああああん
よばれながら
わたしは   だんだん
「おかあさん」になっていく

1学期が終わります。新しい生活が始まって、いろいろな人に出会って、いろいろなことを楽しんで、いろいろな気持ちを経験して、子ども達は一日いちにち成長しました。大人が見れば変わらない様子の時も、前に戻ったように感じられる時も、ちゃんと前に前に歩みを進めています。だんだん年少さんに、年中さんに、年長さんに、にじ組さんに、たいよう組さんに、そら組さんに、そして教会幼稚園の子どもになっていきます。急がなくてもいいのです。一人ひとりのペースで成長する子どもたちを見守りましょう。その心持が私たちを、だんだん親に大人にしてくれます。(園長)