園長からのメッセージ

1月のおたより (18.02.26)

新しい年を迎えて、3学期の保育の歩みが始まりました。始園の日に久しぶりに登園した子どもたちは、心も身体も大きくなったように見えました。冬休みの間も、一人ひとりを、一つひとつの家庭が護られて過ごせたことを感謝した始まりの日となりました。

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、という言葉があります。年度末という区切りを迎える3学期はあっという間に過ぎていきます。そのことが分かると、大人は気ぜわしくなり、先の事ばかりが気になってしまいます。今を生きる子ども達の姿を見失わないように気をつけなければいけませんね。そのような時だからこそ、一日いちにちを大切に過ごしたいと思います。保護者の皆さんも、いろいろと準備を重ねてくださる時ですが、今ここで子ども達と過ごせる時間を大切にして、3学期の幼稚園生活を楽しんでくださいね。よろしくお願い致します。

 わが子を「いい子」に育てたいと思うのはどの親御さんも同じでしょう。松井るり子さんは、著書「7歳までは夢の中」に子のように記されます。

『いい子を育てるのは大人の親切さだと思う。一般に「優しくする=過保護=ろくな子にならない」「突き放す=鍛える=強い子になる」という図式がちらつき、母親は過保護恐怖症に陥りやすい。心を鬼にして子どものために目標を設定し、合理的にそこに達成できるように気を配る。言いつけを聞かせることに夢中になると、子どもに冷たい監視の目を注いだり、侮辱的な言葉で泣かせてしまう。

「過保護」の内容を検討してみると「過干渉」であることが多い。大人が干渉しすぎると子どもが自分で生きようとする力が奪われる。しかし保護については過剰よりも不足が心配される。「可愛がれば可愛がるほど、子どもはいい子になる」子どもの健全な願いは親切に聞いて、たくさん可愛がること。大人はどの願いが健全であるかを判断するように求められる。大人にとって必要なことではなく、子どもにとって必要なことをするのが可愛がるということだし、聞く耳を持つことと、野放図にさせることの境界を見失わないようにするのも難しい。

でも、落ち着いてゆっくり考えれば、成長力の助けとなるような喜ばせ方、可愛がり方を見つけていけそうな気がしている。』

 落ち着いて、子どもにまなざしを注ぎ、可愛がりましょう。子ども達の願いが見えてきます。

 (園長)