園長からのメッセージ

2月のおたより (17.02.18)

一年で一番寒い時を過ごしています。時折感じる日差しの温かさに、三寒四温で季節が進んでいる事を思います。暖かい日には園庭にメジロやジョウビタキが遊びに来ています。年末にYMCAからブログへの寄稿の依頼をお受けしました。そろそろアップの時のようです。皆さんにもお伝えしたい事ですからお読みいただこうと思います。

『教会幼稚園には制服がありません。毎日子ども達は好きな服を着て、登園します。

自分で服を選んで着るということは、季節を感じることです。その日の天気ややりたい事(遊び)を考えることです。大好きな色、大好きな形、が分かります。

それは、自分の気持ちに気づき、自分らしさを見つけることです。そんな子どもたちが、1週間に1度同じ服を着て幼稚園に集まる日、それが体育教室のある日です。体操服に身を包み、子ども達は意気揚々と登園します。

今日は何するのかなぁ、リレーしたいな、遊園地(サーキット)できるかなぁ

縄跳び跳べるようになったよ、リーダーに教えてあげよう。ボールで遊ぶの楽しい、

鬼ごっこ捕まるの嫌だなぁ、恥ずかしいから体操しないよ。

楽しみな子も、少し心配な気持ちの子もいますが、いろいろな想いで集まる子ども達を2人のリーダーや担任は、声をかけ、気持ちをほぐし楽しい気持ちになるように魔法をかけ始めます。魔法はうまくいくこともあれば、上手くいかない事もあるようです。それは子ども達が一人ひとり違うからです。毎日、違うからです。

いろいろな気持ち、いろいろな想いのあることに共感し、無理をせずに、でも時を得て子どもの心を動かし体育教室へと誘います。

「体育は運動が出来るようになるためのものだけではありません。

身体(心とからだ)を育むのが体育です。」

あるリーダーが入園の説明会の中でお話しして下さった言葉です。素敵な言葉です。

私たちは大人も子どもも神さまからいただいた体を自由にのびやかに動かして

遊びの中で、生活の中で、心とからだが育まれていきます。

週に1度の体育教室の時間の中で、さまざまな活動に取り組むことによって

経験したことを、日々の保育の遊びの中で子ども達は自分の力に変えていきます。

苦手な事にもチャレンジする力、あきらめないでやってみようと思う気持ち、

小さな成功体験は、その子の心とからだに働きかけて喜びとなり、自信になります。

週に1度の体育教室は特別な日でもあり、特別な日ではありません。

私たちの保育の中の1コマとして、子ども達の成長を願う2人のリーダーと一緒に

体育という保育をする日です。』                    (園長)