園長からのメッセージ

11月のおたより (15.11.07)

11月になりました。ウサギ小屋の裏にナンキンハゼの大きな木があります。ハート型の緑色の葉が黄色や深紅に染まりました。色とりどりでとてもきれいです。五月山の紅葉はこれからですね。毎日見上げる景色を楽しみに過ごしたいと思います。

 秋を感じるのは戸外だけではありません。クリスマスを迎える準備に入るアドベント(クリスマスを待つ時)まで、保育室も秋を感じる仕掛けがあちらこちらで見かけられます。散歩で子どもたちと集めた木の枝や、木の実、葉っぱや、石ころ、子どもたちが遊びの中で作った様々なものが飾られて、段々と秋色に染まってきています。3クラスの部屋をのぞいてみてください。それぞれに工夫(子どもたちの心が動いている)がされていて楽しいですよ。

 実りの秋です。豊かに恵まれていることを実感して、感謝して過ごすことのできる季節です。遠足や、芋掘りにみかん狩り、子どもたちは神さまの下さった恵を目で見て、触れて、心で感じて、味います。それだけではありません。豊かな実りは子どもたち一人1人の中にも見つけることができます。運動会の後の子どもたちは、皆で一緒にできた経験を通して力を蓄えることができました。その力が自信に繋がっています。「やってみたい、やってみよう」という気持ちが育まれていることを感じます。子ども達の「大きくなったね」を見つけることができる嬉しい秋です。自分に自信を持ち、周りの大人にそのことを一緒に喜んでもらった子どもは友だちのことを認められるようになります。年齢や個人差がありますから、その表現の仕方はさまざまですが、子ども達の心の育ちを感じて感謝する秋をすごしています。育まれたご家族に護り育てて下さる神さまに感謝する日々です。

いろいろな生活の場面で「ありがとう」の言葉を口にしながら過ごしたいと願います。「ありがとう」は魔法の言葉と聞いたことがあります。言った方も言われた方も笑顔になります。笑顔は心を温かくします。温かい心は周りを優しく温めます。冬に変わるこの季節を「ありがとう」で温かく過ごしましょう。今日はいくつ「ありがとう」を見つけて、感じることができるでしょうか。そして心をこめて「ありがとう」の言葉を伝えることができるでしょうか。大人の心の豊かさが子どもたちの心や言葉や生活を豊かにすることでしょう。